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キャンピカ明野ふれあいの里

キャンピカ明野

行った日
2017年6月

これまでも高規格キャンプ場という言葉は知っていた。が何をもって高規格というのか、理解していなかったようだ。単なるスペックがいいキャンプ場をそう呼ぶのだと思い込んでいた。電源があるとか水道からお湯が出る、トイレがウォシュレットであるとかだ。

ということで「キャンピカ明野ふれあいの里」である。
ここはまず入口からして違う。入場のためのバーがあるキャンプ場なんて、少なくとも僕は知らない。その手前の管理棟も立派な建物だし、その中の売店の品ぞろえもなかなかなものである。
キャンピカ明野-4

場内だが、大まかに管理棟より上のコテージエリアと下のテントサイトエリアに分かれている。下のテントエリアサイトはきっちり整地されていて、まるで公園のよう。小川はエリア全体として差ほど広くないので、小さな子どもたちを目の届くところで自由に遊ばせられそう。
キャンピカ明野-2

で、今回泊まったのはコテージアリア。名前にもかかわらずテントサイトがあり、区画サイトであるアウトドアキッチンサイトは水道が標準装備。
料金もなかなか高規格で、そんなところに僕が泊まろうと思うわけもなく、リーズナブルな林間フリーフォレストを選んだ。クルマを横付けできないのが不便であるのと、なかなか平らなところがないので設営に難儀する。となりにあるアウトドアキッチンサイトはきちんと平らで水場もあり、貧富の差を感じないでもないが(実際3,000円ほど料金が違う)、4サイト受け入れるスペースに我々だけだったので、多少贅沢に使わせてもらった分、快適だったと思う。

キャンピカ明野-3

ちなみに日曜日の朝ごはんはパンを食べたのだが、これはふもとのパン屋さんがわざわざ売りに来てくれたもの。センターハウスの前に売店が開店して、多くの人が買いに来ていたが、これがなかなかおいしい。このキャンプ場でポイントが高いところの一つだと思う。

キャンピカ明野-6

地面:土。ペグは刺さる。水はけはどうだろう?
アクティビティ:テントサイトエリアのさらに下にパークゴルフあり。
トイレ:ウォシュレット付き、綺麗。
水場:キャンパーズキッチンと称する小屋の中にいくつもシンクがあり、お湯も出来る。おまけにガスコンロもある。
ゴミ:分別して捨てられる。
お風呂、シャワー:シャワーあり。
バンガロー:あり
グルキャン:OK。
東京からのアプローチ:中央自動車道 韮崎ICから20分。
買い物:韮崎ICから韮崎駅方面に行ったところにオギノ韮崎店あり。
良いところ:高規格。なのに、林間サイトはリーズナブル。
おしいところ:我々は泊まっていないが、区画サイトはさほど広くなさそう。
キャンピカ明野-5

https://www.pica-resort.jp/campica-akeno/

べるが尾白の森キャンプ場

尾白-2
行った日
2016年6月

どんなキャンプ場を好きだと言うかは、キャンプに何を求めるかで変わってくると思う。簡単に言えばそれぞれの趣味の問題だ。自然にどっぷり浸かりたいのなら山奥がいいし、大人数で楽しみたいなら、騒ぐことに関してある程度許容度が高いところに行くべきだ。逆にソロファミリーでまったりしたければ、そんなところは避けなければいけない。
で、僕の趣味はというと、あまり管理されない個人経営のゆるいキャンプ場で、でもそこそこ整備されているところが落ち着く。繁盛期でなければインもアウトもうるさく言われず、出来ればフリーサイトで、キャンパーが少なければいい加減に張らせてもらえるようなところが好きだ。

そんな僕が今回は、高規格で、かつ規則が厳しいべるが尾白の森キャンプ場を「なぜか」チョイス。
基本ファミリーでグルキャンも2家族まで、消灯は22時でそれ以降はテントに引っ込め、たった30分前でもチェックイン時間の前に入りたければアーリー料金を払え、などなど僕のストライクゾーンからは外れている感じがする。
尾白-1

でも川にはウォータースライダー、親水公園に散策路などアクティビティも充実、そして100㎡を超えるサイトの広さは、ファミソロにはとても嬉しい。規則が厳しいというのも、裏返せば小さい子どものいるファミリーにはうれしいことだ。
と言いつつ、それは今回はさほど気になるものではなかった。まず多くの注意事項は当たり前のものだ。で、場内放送が頻繁にかかるという噂があったが、少なくとも今回はほとんど気がつかない程度。22時の消灯もスタッフがサイト内を歩いてその旨を告知。その時間に焚き火つけていても、うるさくは言われなかった。みなさんマナーがとても良く、それがむしろ好印象だった。
各種注意事項はHPに書いてあって、それを踏まえて来ているからだろうか。

あと良かったのが、トイレがすごくきれいだった。
尾白トイレ
キャンプ場を選ぶとき、トイレのきれいさには結構こだわる方だが、そんな僕でも今までの中でトップクラスにきれいだと思う。近代的というのではなくちゃんと風景に馴染んでいて、かつ快適に使える。このトイレだけでも、非常に好印象が持てるキャンプ場だ

ちなみに今回《趣味に合わない》キャンプ場を選んだ主たる理由は、尾白の湯(キャンプ場に隣接)。やっぱり広いお風呂は気持ちがいい。しかもこちらの赤茶けたお湯は、見た目だけでカラダに良さそうだ。
尾白の湯

アクティビティ:尾白川(尾白川堰提)、親水公園。キャンプ場からは遠いけど森ゾーンにも回廊などいろいろある。
トイレ:洋式水洗で、ウォシュレット付きもあり。外見も素敵。ただしキャンプサイトからは遠い。
水場:場内3ヶ所で、サイトの場所によって遠いかも。清潔度○、お湯も出る。
ゴミ:捨てられる。
お風呂、シャワー:コインシャワーあり。それ以外に、隣接する「尾白の湯」の割引券がもらえる。
バンガロー:あり
グルキャン:2家族まで。
東京からのアプローチ: 中央道須玉ICから20分。
買い物:一番近いのはセルバ 白州エブリ店だが(道の駅 はくしゅうに隣接)、肉の品揃えは良くない。もう少し離れたところにもいくつかあるが、いずれもあまり期待しないほうがいいかも。
良いところ:遊ぶところが多い。規則が厳しくてグルキャンが実質禁止なので、客筋がいい。
おしいところ:トイレが一つしかなく、キャンプサイトから遠い。あと電源はあるが、ホットカーペットや炊飯器の使用は禁止。スマホの充電か電灯に使うしかなく、そのために千円払うのは少々納得がいかない。

尾白-3

http://www.verga.jp/?page_id=5

福士川オートキャンプ場

福士川-1

行った日
2016年5月

5月初旬はまだ気温も上がらないので、標高、緯度ともに高くないところがいい。かつ、子どもや奥さんを凍えさせないためのホットカーペット用に電源も付いていて欲しい。ハイシーズンなので、混雑が予想されるメジャーどころは避けたい。でも渋滞を考えるとあまり東京から離れたくない。
などといろいろ条件付きにもかかわらず、予約が出遅れた今年のGW、消去法的に選んだのが福士川オートキャンプ場。国道沿いにある町役場から10分程度のところ、人里のはずれにあるこじんまりとしたところで、我々はわざわざ東京から来たが、他を見ると山梨・静岡のナンバーが多い。グループのデイキャンプも来ていたりして、おそらくご近所キャンプ場なのかもしれない。

福士川-2

横を流れる福士川、これより上はあまり生活圏が無いのだろう、水は冷たくてきれいだし、川幅も広いのでなかなか遊び甲斐がある。護岸され、対岸に民家が見えたりと非日常感は足りないが、そののんびりした雰囲気は嫌うほどではない。むしろシーズン最初のキャンプをするのに、このゆるいロケーションが心地よかった。すぐそばに工事中の中部横断道があり、こちらも風景のいいアクセントになっている。
サイトは縦長で、真ん中から上流側が川原サイト、下流側が林間サイトとなっている。その縦長のキャンプ場、真ん中で山側と川側に分けられたサイトは決して広くない。特に林間サイトは切り株で区切られていて使いにくそう。今回は2家族だったので何とかなったが、クルマを置いてテントを張ったら、タープはギリギリ張れないのではないか。もっとも空いているときは比較的自由に使わせてもらえそうなので、混雑する時期で無ければ問題は無いのかも。

ところでキャンプ場のある南部町は筍の産地で、かつ5月頭はギリギリシーズン。今回は道の駅で買った皮付きを焼きたけのこにするとともに、管理人さんにも自家製をいただいたので、そちらは昼用のたけのこご飯(おむすびにした)と夜はほうとうなべの中に入れた。それも含めて、中々楽しいシーズンスタートとなった。
福士川-筍

アクティビティ:川。どこかで渓流釣りもできるらしい。クルマで10分のところに魚苗センターなるところがあり、釣り堀や魚つかみができるので、煮詰まったらここに来るのもいい。
福士川(魚苗センター)

地面:砂利。水はけはとてもいい。今回夜中に大雨が降ったのだが、水たまりなど全く出来ていなかった。
トイレ:和式×2、洋式×2。手入れがきちんとされていて清潔なのだが、ちょっと簡易トイレっぽい。奥さん曰くの「飛行機のトイレみたい」は、なかなかいい表現だと思う。
水場:清潔度○。
ゴミ:捨てられる。ゴミ袋を200円を購入。
お風呂、シャワー:シャワーが4つほど。今回は利用していないので、詳細はわからないが、簡易シャワーっぽい感じ。
バンガロー:なし
グルキャン:制限はない。
東京からのアプローチ:2時間半。新清水ICを降りてから30分弱、さほど厳しい道ではない。
買い物:キャンプ場から一番近い味都市場(Aコープ)は地元密着スーパー。お店も小さく種類も豊富というわけではないが、何とか一通り揃えられる。「3たて」がモットーで、例えばおむすびも、注文してから作ってくれる(おいしい)。ちょっと離れたところにオギノキャロット南部店があるが、こちらもさほど大きいわけではなく、地元大手チェーンだからと期待して行くと肩透かしにあう。ナショナルブランドの商品は味都市場よりも品揃えがあり、その観点では使える。
良いところ:。こじんまりしたゆるい雰囲気がゆえに、気合を入れずにゆっくりできる。サイトから川原に下りやすいので、気軽に遊べる。
おしいところ:サイトが狭い。1家族だとクルマとテントをサイトに入れると、タープがギリギリ張れないかもしれない。

http://www14.plala.or.jp/fukusigawa-camp/


フレンドパークむかわ

むかわ川

行った日
2015年9月

山奥まで行かなくてもいい川はある。我が家は水がきれいな方が楽しく遊べると思い込んでおり、つい水源の近くまで行こうとしてしまう。が、名水で有名な南アルプスの麓であればそんな必要はなかったようだ。

サイトは4つのゾーンに別れる。ひとつは芝生広場で、広々として気持ちいいのだけれど、木陰がないので夏はつらいかも。
林間サイトは2種類あって、木の間隔が広すぎてというか林間っぽくないゾーンは、きれいに区画されてそれぞれに水道が付いている。なんとなくここがメインサイト。もう一つは本当に林の中、雰囲気はいいけどせっかくの南アルプス麓にもかかわらず風景は堪能しにくいかな。最後の川沿いのサイトは、道の横に無理やり作った感があり、「えっ?こんなとこにもテント張っている??」とつい思ってしまうような唐突感がある。どこにするかは好みによるかもしれない。
むかわ1

施設については、規模のわりに水回りが少ない。混んでる時期だからとも思うが、ある水場は排水溝が夜には詰まり、プールとなってしまっていた。またトイレも数が少ないだけでなく、探した範囲では洋式が1~2と、特に子どもたちにはツライ。せっかくきれいなのだから、もう少し何とかして欲しい。
一方でその名の通り公園であり、川以外の遊び場も充実している。芝生広場あり、親水公園あり、アスレチックありで、川だと安全のために大人が付いていかないといけないが、ここでは子どもたちを放牧できる。その間大人たちは雄大な景色を眺めながら、まったりするというわけだ。
むかわ3むかわ4

ところでこのキャンプ場、ネーミングとHPで損をしていると思う。せっかく《大自然のふところに抱かれている》ロケーションなのに、この二つからは人工的なイメージを持ってしまう。もったいない話しである。


アクティビティ:川、アスレチック、水場、芝生広場。また車で10分くらいのところに、お菓子のシャトレーゼの工場があり、アイス食べ放題つきの工場見学が出来る。(無料)
シャトレーゼ
地面:芝生
トイレ:清潔度○だが、数が少ない。洋式が特に少ない。
水場:清潔度○
ゴミ:有料で捨てられる
お風呂、シャワー:シャワーのみ、
バンガロー:なし
グルキャン:特に制限はされていない。
東京からのアプローチ:2時間30分。中央道が空いていれば近い。空いていないことが多いが。
買い物:キャンプ場から15分の道の駅 はくしゅうに隣接してスーパーエブリあり。
良いところ:スコーンと開けた景色と、幅広ながら川の水のきれいさ。
おしいところ:キャパに比べて水場が少ない。場所によって排水溝が溢れていた。それからトイレが男子は洋式が1.5(0.5は多目的)、女子も洋式が少なかったらしい。あと我々のサイト近辺だけかもしれないが、きのこがそこそこ生えていてちょっと嫌だった。

閑話。
フレンドパークむかわで薪を買おうとすると、500円(ものによって600円)となんとなくお高め。なので近くのホームセンターに買いにいったが、残念ながら売っていなかった。肩を落として甲州街道北に向かって運転中、甲州街道沿いの牧原の交差点の手前右側に無人販売をしているのを発見。電話で連絡して言われる通りのやり方でお金を支払い、ゲット。太くて燃やし甲斐があってお得だった。
DSC_0287.jpg

http://www.kaidouraku.net/

玉川キャンプ村

玉川1

行った日
2015年7月

全体的に昭和の雰囲気。HPによると50のキャンプサイトとバンガロー15棟からなるが、それほどの規模感を感じなかった。というのも、それらが一つのエリアにまとまっているわけではなく、いくつかのエリアに別れて点在しているからだろうか。場内にバンガローが目立ち、その名のとおり村っぽい。奥多摩湖を抜けて小菅村の集落の入り口にあるというロケーションもあわせ、《山奥の村》。
玉川3

キャンプサイトは斜面に作られており、段差で区切られている。一つの段に1サイトかと思ったが、HPの案内図にあるサイト数の半分くらいしかその段差は無い。1段で2区画だとしたら、結構狭いぞ。それぞれのエリアに別途駐車場があったので、クルマは横付けではなくそこに停めるのかな? 推測が当たっているとすれば、ソロファミキャンだとちょっと苦しい。小さい子どものいるグルキャンがいいのかも。
施設はトイレは洋式で、バリアフリーのものもある。管理棟も立派。
それ以外にも定員40名くらい?のBBQ小屋、野外ステージ、古びた遊具とプール(この二つは要らない気もする)も含め施設は整っているが、高規格な感じがあまりしないのは、全体的に漂う昭和の雰囲気のなせる業か。
場内には昭和の雰囲気を強化するそこそこ古びたバンガローが点在するのだが、それぞれに屋根つきBBQ場があり、広いテーブルとイス、それから調理台もあってなかなか便利。
ソロファミリーはおとなしくここに泊まるのが無難かもしれない。
玉川5玉川4


アクティビティ:川遊び、魚つかみ取り、遊具、プールもあり
地面:砂利
水場:それぞれのエリアに1つずつある。そこまでの距離はそう遠くない。清潔度○
トイレ:今回は使えなかったが、管理棟の近くは洋式に切り替える工事をしていた。清潔度 ○
ゴミ:捨てられる
お風呂、シャワー:露天風呂があるが、客が多いときのみ沸かすよう。今回は入れなかった。
バンガロー:各種広さあり。布団つき(センベイ布団で少しかび臭い)、屋根つきBBQ場つき。
グルキャン:たぶん大丈夫。むしろそこそこの規模のグルキャン向きかもしれない。
都心からのアプローチ:2時間。中央道が混む日は、奥多摩からのアプローチがいい。
買い物:小菅村内には多分大きなスーパーはない。大月市街か、奥多摩からのアプローチならばパークショッピングセンター 青梅柚木店。それよりもっとキャンプ場寄りの奥多摩駅周辺にもお店があるようだが、残念ながら駅前を通らなかったので良く分からない。
おしいところ:開放感があまり感じられなかった。川は幅が狭く、ワイルドさにも欠ける。

玉川2

http://www8.plala.or.jp/tamacamp/


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キャンプ好きのおやじ

Author:キャンプ好きのおやじ
ファミキャンで、年に10泊程度しています。

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