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四徳温泉キャンプ場

四徳温泉

行った日
2019年5月

今年のGWに長野初幕営を果たした。ただし長野といっても広うござる、今回は南信だ。四徳温泉キャンプ場は南アルプスと中央アルプスの間、天竜川から5kmほど西の谷間に位置する。
四徳温泉-地図
中央道からのアプローチはいくつかあって、例えばHPページには陣馬形山経由なんてのも書いてある。地図を見る限りなかなか無茶な話しだ。ということで大人しく駒ヶ根ICから県道経由の道を選んだ、はずが、この道も決して大人しくは無かった。210号は県道と名は付いているものの、幅が狭く勾配もカーブもきつい。折草峠という峠を越えるのだが、その付近の登りながらヘアピンというのが、かなりエグかった。

四徳温泉-5

という秘境感いっぱいのアプローチでたどり着いた先は、実は高規格キャンプ場だったりする。県道に沿った細長い林を開拓してあり、全部で35サイト分と聞く狭いイメージを持ってしまうが、個々が広めで共有スペースも広いので、むしろ広いキャンプ場と感じてしまう。

四徳温泉-7

場内はきれいに整備され、水場やバンガローも新しい感じ。子供の遊具もある。ゆ家と呼ばれる管理棟はほぼ家だ。
それからその名の通り場内に温泉がわいている。450年前に開湯されたというこの温泉に、1泊分600円を支払えば休日は11時~21時入り放題。
浴室はさほど広くないが、混雑しそうな時間帯はゆるい予約制で調整してくれたし、そもそもキャンパーがわんさかいるわけではないので、毎回ゆったりと入れた。

四徳温泉-ゆ家
写真はキャンプ場HPより

というように、設備だけでなく、管理もしっかりなされている。チェックイン時には時間をかけて利用法や注意事項について説明をしてくれたし。地元のおっちゃんが素朴な感じで経営しているキャンプ場も好きだが、このような運営がきちんとしているところは安心できる。

四徳温泉-8

で、今回のキャンプを名付けるとしたら「焚き火キャンプ」か。林間なので燃やすのにいい枝がたくさん落ちている。ただし拾う権利を得るには500円を払う必要があるが、それも含めてアクティビティとなる。子供にいっぱい拾わせては、明るいうちからずっとたき火をしていた。

四徳温泉-2

あと料理も頑張った。初日はたまねぎ丸ごとスープにソーセージパン(パンは粉から作った)、翌日は4時間かけて牛テールスープを煮込んだり。と言っても、いつものようにサイトに居座って酒を飲みながら火の番をしていただけだが。

四徳温泉-3

それはともかく、トータル的にはすごくいいキャンプ場だと思う。ただまあなんというか、フォッサマグナを越えるための強い引きがあるかというと、微妙な感じ。東京方面から行くとしたら、陣馬形山や駒ヶ根など辺りの観光もセットで楽しむのが正しいと思う。

陣馬形山
陣馬形山 山頂にて

地面:芝生。ペグはよく刺さる。場所によっては軟らかすぎるかも。
トイレ:きれい。ウォシュレットはついていない。
水場:きれい。お湯は太陽光で温めたものが、時間帯によって使える。
ゴミ:炭は捨てられる。後は持ち帰り
お風呂、シャワー:風呂あり、ただし土日や連休などの繁盛期のみとのこと。
バンガロー:あり。
グルキャン:可能。
アーリーイン/レイトアウト:前後に予約が入っていなければ無料で可能とのこと。
アクティビティ:薪拾い、焚き火、温泉。あと川遊びが少しできる(大きくは無いが流れは強かった)。近くに陣馬形山(車で15分)、小渋釣堀場(車で7分)がある。
四徳温泉-4
良いところ:山奥ながら設備が整っており、サイトの広さも含めて、ゆったりとしたキャンプが楽しめる。
おしいところ:山奥にあるにしては整いすぎかな、、、あと川の遊び甲斐がもう少しあるとうれしいかも。
東京からのアプローチ:中央道から県道210号線をひた走るのだが、駒ヶ根ICからより、その先の松川ICからのアプローチのほうが、峠を越えずに済むので運転がラク。
買い物:。中央道を駒ヶ根ICで下りた場合は、ベルシャイン駒ヶ根店が道沿いにある。松川ICの場合は伊那大島駅付近にいくつかスーパーあり。いずれにしろ天竜川を渡る前に買い物は済ませるべき。

四徳温泉-9

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ファミキャンで、年に10泊程度しています。

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