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くのわき親水公園キャンプ場

くのわき

行った日
2018年9月

ここ数年恒例にしている《鉄キャン》。3回目にして切り札を出してしまった。くのわき親水公園キャンプ場は、大井川鐵道を走るSLが見えるキャンプ場として有名だ。
それ以外にも語ることが多く、すぐ近くにある通称恋金橋という吊り橋は、長くて細くて結構揺れるので、なかなかスリリング。定員10名と書いてあるが、結構人が訪れるので、それを守っているとアレだから、みんなそんな感じで渡っている。ので、さらにスリリングになる。

くのわき-吊橋SL

それからキャンプ場までのアプローチで、国道473号線ではなく対岸の県道を選択すると、最後に大井川を渡るのにナビに塩郷ダムの堤体の上の道を案内される。が、この道がめちゃ狭い。ワンボックスあたりが限界の幅で、すれ違えないどころかバックで戻るにも勇気が必要だ。それぞれの入り口から道を見渡せるので、車が来ていないことを確認してから渡るのだが、判断は間違えられない。

くのわき‐アプローチ

キャンプ場自体としては、サイト間格差もちょっと話題となる。グルキャンに人気のフリーサイトに対し、区画サイトは6m×10mくらいでやや狭目。隣とは背の低い生け垣で分けられており、また駐車する場所が決められているので、レイアウトの自由度も高くはない。

くのわき-3

まあでもタープとテントの両方ともでかい物を持っていかなければ何とかなる。3連休でも両隣は空いていたし、向かいは道で隔てられ、その反対は芝生広場となっていたので、設営してしまえばむしろ広々と感じた。芝生広場は本当はグラウンドゴルフの場所みたいだが、子どもたちが球技をしたり走り回るのに好都合だ。そして親は遊ぶ様子を肴に酒を飲むことになる。

くのわき-4

ロケーション的には大井川が7回も蛇行する「鵜山の七曲り」と呼ばれるところにあり、狭い盆地、という感じである。周りを囲む山の距離がちょうど良く、空が広く感じる。そこにパラグライダーが浮かぶのを眺めながら飲むビールは美味い。日中は秋を感じるには日差しが強すぎたが、夜には気温も下がって過ごしやすくなった。結構遊べてまったりもできて料理もそこそこ凝れて、うん、いいキャンプだった。

くのわき-2

しかし鉄キャン、早くもネタ切れの予感。家族3人で2泊して7250円とリーズナブルだし、高速からの距離もいい感じなので、またここにリピするのもありかもしれない。
いや、妥協はいけない、頑張って新規を探さなくちゃだ。

くのわき-駅

地面:芝+大き目の砂利。ペグは途中まで刺さるが、ある程度の深さから固くなる。30cmの長さだと、鍛造ペグでないと厳しいかもしれない。
トイレ:きれい。ウォシュレット付き。
水場:きれい。お湯は出ない。
ゴミ:ダンボール、ペットボトル、発泡スチロール以外は捨てられる。分別もビン・カンくらいでさほど厳しくない
お風呂、シャワー:シャワーあり。3分で100円、お湯が出ている間だけカウントされる。
バンガロー:あり。
グルキャン:可能。
東京からのアプローチ:新東名 島田金谷ICから国道473号線経由で30分くらい、もしくは大井川対岸の静岡県道64号線から遡上する方が運転はラク。
買い物:島田金谷IC付近にいくつかスーパーあり。時間に余裕がある場合は、東名 焼津ICすぐ近くの「焼津さかなセンター」で海鮮物を買うのも楽しいかもしれない。
アーリーイン/レイトアウト:混雑時を除いて両方可。
アクティビティ:SL見物、つり橋、乗り鉄。。ただキャンプ場から塩郷の駅に行く場合、つり橋が混雑しているとなかなか渡れないことがあり、時間に余裕を見たほうがいい。滑り台などの遊具もあり。
良いところ:芝生サイトはきれいだし、全体的によく手入れされている。の割りにサイト料が安い。
おしいところ:区画サイトは少し狭い。

くのわき-干物2

https://www.kunowaki.net/

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オートキャンプ銀河

AC銀河

行った日
2017年11月

シーズン最後の3連休を逃すわけは無く、当然出撃した。寒くなる時期なので南の方へと、前から目をつけていたオートキャンプ銀河を選択。通算で2カ所目の伊豆キャンプ場である。
海岸から20分くらい、標高400mを一気に上る立地にある、いわゆる高規格キャンプ場だ。広い場内はどこもきれいに清掃されており、水場は各所に点在(お湯も出る!)、お風呂は貸し切りの五右衛門風呂がある。

AC銀河-3

86サイトが高低差50mの山の中に3から10くらいのサイトの固まりで10箇所ほど点在する。それぞれ明らかに独立しているわけではないが、グルキャンに使いやすそう。自然を上手く残しつつ、サイトはきちんと整備されている。とても過ごしやすくてまったりできるキャンプ場だった。今年はアタリが多かったが、その中でもここは1,2を争うかも。

AC銀河-2

サイトの広さは、標準的な感じか。我が家のテントとタープ(いずれも大きめ)が収まりきるか微妙だったが、「空いた場所も使っていいですよ」の声に甘えてクルマをとなりのサイトに停めたおかげで、広々と張ることが出来た。

AC銀河-7

ただ残念ながら子どもが遊べるような場所が無く、その意味でもグルキャン向きかもしれない。ちなみに、今回一人っ子だった我が家の次男坊だが(長男を置いてきた)、枯れ木を広い歩き落ち葉を集め、焚き火に専念して時間を潰していた。晩秋キャンプは昼から焚き火が楽しめるのがいい。林間サイトという選択肢は正解だった。

AC銀河-5

あと期待していなかった海べりの地元スーパーの品揃えが良く、伊豆産の魚介が楽しめたのも良かった。

AC銀河-8

地面:砂利。ペグは刺さる。
トイレ:洋式でキレイ。ウォシュレットあり。
水場:きれい。お湯が出る。
ゴミ:捨てられる。
お風呂、シャワー:五右衛門風呂×3(50分交替で貸し切り)およびシャワーもあり。
AC銀河-4
バンガロー:あり。
グルキャン:可能。
東京からのアプローチ:新東名 長泉沼津IC、もしくは東名 沼津ICから2時間くらい。
買い物:国道136号線から県道59号線にまがる交差点にある「フードストアあおき」が、魚の品揃えが良くていい。
アーリーイン/レイトアウト:今回は11時にキャンプ場についたが、その時間で入れてもらえた。レイトについては不明。
アクティビティ:特に無い
良いところ:高規格ながらサイト自体は整いすぎておらず、自然に浸れる雰囲気
おしいところ:特にアクティビティがないので、どこかへ出かけなければ子どもは退屈しそう。

AC銀河-6

http://www.ac-ginga.com/index.html

雲見オートキャンプ場

雲見-1

行った日
2016年10月

10月後半にどうしてもキャンプに行きたいと思った私は、寒さを気にする奥さんのリクエストに応え①電源有、②お風呂がある、③緯度が低い、④標高が高くないの条件でネット検索、ヒットしたのが雲見オートキャンプ場。ファミキャンを初めて6年目であるが、初の伊豆方面である。

アプローチは国道136号線。新東名を長泉沼津ICで下りて自動車専用道を進む。雲見温泉のちょっとした宿街が途切れて上り坂となる手前の側道を入る。キャンプ場の看板が右側の空き地内にありちょっと分かりにくい。すれ違うのが厳しい道を進むとまず雲見夕日と潮騒の岬ACが右側にあり、そこを過ぎると左に大きくカーブし登り坂となる。相変わらず狭い道をうねうねと登ると、サイトが目の前に出てくる。そこを見ない振りをしてもう少し進むと管理棟がある。ここまで来てキャンプ場の風景が開ける。
雲見-A
その佇まいをひと目見て、「あ、ここ、いいキャンプ場」と夫婦の意見が合致した。こじんまりとしつつ、風景が整っている。嫌な感じの人工的さ、ちょっと勘弁的なワイルド感の双方から距離がある感じ。ってうまく表現できている気がしないけど、見ただけで居心地の良さが期待できたのだ。

キャンプ場は4つのエリアに分かれており、入り口にあるのがDサイト。眺めはいいが、道沿いなので見世物状態になる。
雲見-D
逆に一番奥にあるのはCサイトで、一区画が狭目。バイクキャンパーたちグルキャンをしていた。たぶん普段もそんな感じで使われてそうだった。
Cサイトに行く道を挟んで上の段にあるのがBサイトで、ここはログケビンのみ。道の下、管理棟の眼下にあるのがメインのAサイトで、今回はここに張らせてもらった。
雲見-3
HPによるとサイトの広さは8×8mとあるが、実際にはもっと広かった。サイト数もHPに書いてあるより少なく、区画を引き直したのだろうか。サイトは高さ150cmほどの垣根で区切られ、プライベートが保たれている。欲を言えば崖側の垣根がもう少し低ければ、椅子に座りながら海を愛でられるのだが、安全面を考えるとこちらの方が良いのだろう。ちなみに地面はスコーリア(火山礫)というものが敷き詰められており、水はけが良くテントも汚れなかった。

全体的にこじんまりしていることもあり、静かでのんびりした時間を過ごせた。時たま強風にあおられてタープが飛ばされるのには閉口したが、冷たい風ではないのでカラダ的にはつらくはない。それも含め、心配された寒さは日が暮れても気温が大きく下がることは無く、ホットカーペットのおかげで快適に眠れた。さすが伊豆、である。
おかげで朝も早起きが出来て、のんびりと朝ごはんの仕度をしながら、まったりとした時間を過ごせた。

さすがにこれで今年のキャンプは終了。12回16泊のテント泊で我が家のシーズン記録を更新した。記録のためにむきになっていた気もするが、最後にいいキャンプが出来ていい締めくくりとなった。

雲見-2

地面:スコーリア(火山礫)というものが敷き詰められており、水はけは良い。ただし歩くとじゃりじゃり音がして、明け方に他のキャンパーの足音が気になってしまった。ペグは刺さりやすく抜けやすいのでソリステはきつい(風も強いし)。一方で場所によってある所から固くなる。そういった場所はソリステがいい。
アクティビティ:景色を眺めるのと、あとハイキングコースがあるらしいが今回は行っていない。
トイレ:ゆったりとした作りできれい。すべて洋式水洗。入り口が男女子共通でトイレ感がなく、「あれ、シャワールームか?」と勘違いしてしまう(中はちゃんと分かれてます)。
水場:きれい。
ゴミ:分別して捨てられる。
お風呂、シャワー:無料お風呂あり、今回は16時~22時で入り放題(タイミングによって違うらしい)。ただし体を洗う場合はコインシャワーを利用しなければならない。コインシャワーは浴室内と、別途コインシャワー等がある。多分きれいで使いやすい。
雲見-風呂
バンガロー:あり
グルキャン:OK。
東京からのアプローチ:新東名 長泉沼津ICから伊豆縦貫道路とか伊豆中央道とか国道136号線をひたすら2時間進むとたどり着く。
買い物: 手前の松崎(キャンプ場まで30分弱)にスーパーがいくつかある。今回はマックスバリュに行ったが、136号沿いの地場スーパー「フードストアあおき西伊豆店」が予想に反して大きかったし、あと僕は見逃したが「スーパーサンフレッシュ」は看板に「ないものはない」と書いてあったらしく、こちらも気になった。
良いところ:人工的なものをさほど感じさせないが、高規格なところ。設備も整っていてかつキレイだし、キャンプ場全体が、
おしいところ:風が強い。今回タープのポールが1本折れた。

雲見-4

http://www2.wbs.ne.jp/~kumo-ac/

アプトいちしろキャンプ場

アプトいちしろ1

行った日
2016年7月

子どもが育ってくると、キャンプ場選びも変わってくる。つまりは小学生になると明確なアクティビティがないと退屈する。
ということで7月の3連休、《鉄キャンプ》をテーマに選んだのが「アプトいちしろキャンプ場」。大井川鐵道井川線の駅名にちなんだこのキャンプ場から、日本唯一のアプト式鉄道が急坂を上っていくのが見える。
またクルマで大井川沿いに20分ほど下れば本線の終点、千頭駅にたどり着き、時間さえあえばSLもリアルトーマスも見物できる。
アプトいちしろ4アプトいちしろ5

キャンプ場は2013年にリニューアルされたとのこと、設備はいちいちきれいだ。特に奥さんのトイレの評価が高く、これまでの中でトップクラスとの感想。またシャワーはシャワールームと脱衣場がきっちり分かれている。キャンプ場にありがちな「床がべしゃべしゃで服がぬれないように気をつけながら着替える」などということがない。
サイトもきちんと整備されていてじめじめ感もない。あまりキャンプ慣れしていない人でも過ごしやすいかもしれない。そのくせどっぷり秘境で、非日常感は十分である。井川線のレールも風景の中に馴染んでおり、見ているだけで酒の肴になる。

アプトいちしろ8

ところで井川線というのは、すぐ近くに見える長島ダムの建設で水没する線路に変わって1990年に新線が敷かれた。で、その旧線は崖の下にあるこのキャンプ場の一部を走っていたらしい。キャンプ場の両端に上り方面、下り方面の2つのトンネルが残っており、どちらも歩いて通り抜けられる。そのうちの一つ、アプトいちしろ駅へ通じる《ミステリートンネル》は全長375m。
アプトいちしろ9
出口手前で左に曲がっているので光は入ってこず、本当に真っ暗である。本当の暗闇を知らない都会っ子たちは、僕の背中にしがみつきながら、ビビりながら歩いていた。途中にちょっとした仕掛けもあり、これだけで立派なアクティビティである。
で、井川線は実際に乗ってみると語ることがありすぎる。秘境を行く風景と鉄道自体の味あいは、鉄ちゃんじゃなくても十分楽しめる。ダム湖の周りに旧線のあとが見え隠れするのも、好きな人にはたまらない風景だと思う。
アプトいちしろ3

キャンプ場に戻ってからはまったりタイム。ビール飲んで昼寝して、でも暑さで目が覚めて涼を求めてトンネルへ。今度はもう一つの方に行ったが、こちらは短く、出口がすぐ見える。ここを抜けてもう少し歩くと長島ダムに出てくる。残念ながら飛沫橋でしぶきは浴びれなかったが、散策だけでも楽しめる。目の前はダム湖で、ここでゴムボートを浮かべたり釣りも出来る。とにかくアクティビティが多く少なくとも2泊3日で来たいキャンプ場だ。

アプトいちしろ2

アクティビティ:アプト式鉄道、トンネル探検、長島ダムへの散策など。車で出かけるのであれば釣り橋や千頭駅でのSL見学、接岨湖ではカヌーも出来る。
トイレ:階段ウォシュレット付きで清潔度◎。
水場:清潔度○。
ゴミ:捨てらない(灰のみ可)。
お風呂、シャワー:コインシャワーあり、きれいで脱衣場がべつになっていて使いやすい。
バンガロー:なし
グルキャン:制限はない。
東京からのアプローチ:新東名静岡スマートICから国道362号線で行くのが一番近いが、国道とは名ばかりで、途中からすごい山道になり、1~1.5車線のところも少なくない。今回は行かなかったが、島田金谷ICから大井川を遡上するほうがまだましとの噂がある。
買い物:千頭にも一応お店があるが、さほど大きくない(行かなかったので詳細は不明)。新東名のIC近辺で買っていくのが無難。静岡スマートICであればマム羽鳥店と、その先に24時間営業のマックスバリュがある。
良いところ:場内からアプト式鉄道が見えるところ。秘境感たっぷりな風景。それなのに整備されたきれいな場内。
おしいところ:サイトは決して広くない。普通サイズのテントとタープを張っていっぱいいっぱいか。また木陰がなくて、日差しが強いとつらい。

アプトいちしろ7

http://www.nexyzbb.ne.jp/~kanbosako2177/


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キャンプ好きのおやじ

Author:キャンプ好きのおやじ
ファミキャンで、年に10泊程度しています。

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