山伏オートキャンプ場(2016年9月)

行った日
2016年9月
早くも今シーズン二桁にリーチをかけるキャンプは、5家族で奥道志の一番奥の山伏オートキャンプ場に。3年前に台風で泊まりを断念した(デイキャンプに切り替えた)、そのリベンジだ。
前回訪問時のイメージは「キレイなキャンプ場」で、果たして今回の感想もその通りだ。地形を生かした作りは無理やり感が無く、風景に違和感が無い。2本の川とキャンプ場を覆う木々が醸しだすワイルド感は、でも女性や初心者が苦手に思うほどではない。ジメジメ感がないのは敷き詰められている砂利のおかげか。水はけがよく、あまりコケむしていない。標高が高く水源に近いので、空気もきれい、川の水もきれい。要は清々しいのだ。


それも含め、このキャンプ場は作りが上手だと思う。小学生以上が冒険気分を味わえる道志川と、小さい子が安心してぱしゃぱしゃ遊べる沢の2本の川に沿って、場内はだらだらと長いスロープとなっている。それを段差で区切った区画サイトはソロファミリーにはプライベートが保てて嬉しい。グルキャン向けに、5~9の独立したサイトのカタマリがあるのもいい。なんだかんだ言ってグループは騒がしくなりがちで、独立サイトであれば多少は気を使わなくて済む。
各サイトから近い場所に設置された水回りは、よく管理されており、清潔で使いやすい。トイレの4つに一つはウォシュレット付き、炊事場は有料だけどお湯も出るし、冷蔵庫も置いてある。無料の五右衛門風呂もあるなど設備は充実している。管理棟も含め、建物のいでたちは《人工的》を感じさせず、風景に馴染んでいる。高規格を感じさせない高規格キャンプ場だ。
あとここにはピザ釜があり、それを目的とするキャンパーも多いとのこと。かく言う我々もその口で、子どもたちに生地を延ばさせ具を乗っけさせるのは立派なアクティビティとなった。釜は1度に2枚焼くことが出来、1回2~3分かかる。我々は12枚焼き、持ち時間の15分をちょいオーバーして次のグループをお待たせしてしまったが、「時間は目安」とお許しをいただいた。すみませんでした。
ちなみに釜の予約は当日のチェックイン時で、15分ごとに1組受け付けてもらえる。キャンプ場は全部で50サイトだが、グループも多いし焼かないキャンパーもいるだろうから、釜が予約できなくて焼けなかった、ということにはならないのかな。

アクティビティ:川遊び、ピザ作り。魚のつかみ取りも出来るが、魚を買って自分で沢をせき止めて池を作ってそこに放すタイプ。池をうまく作らないと逃げられてしまう。3年前は最初に4匹買ったのだが、よくわかっておらず、水深があるところに放したら捕まえるどころではなかった。仕方ないのでさらに2匹買って沢で放したが、1匹石の間から逃げてしまい、結局我々の胃袋に入ったのは1匹のみだった。
地面:砂利。水はけは良い。
トイレ:清潔度○。今回張ったサイトの近くは、洋式×1、和式×3だった。
水場:清潔度○
ゴミ:生ゴミ、ビン、缶(使用済みガス缶含む)は捨てられ、他は持ち帰り
お風呂、シャワー:お風呂は無料で男女入れ替え制。シャンプーとリンスはない。有料のシャワーもある。
バンガロー:なし
チェックイン:13時、アウト:11時。前日に予約が入っていなければ、+500円でアーリーイン可能。
料金:大人 900円、子供(4歳~小学生)600円、車 1,000円、テント持ち込み 1,000円
グルキャン:可能
東京からのアプローチ:東名御殿場から国道138号線経由、中央道だと相模湖ICから神奈川県道78号線+道志みち、または都留ICで降りて山梨県道24号線+道志みち、山道が嫌ならそのまま富士五湖道路で山中湖ICで降りる、などいろんなパターンがある。いずれも混んでいなければ2時間弱だが、中央道は休日は基本的に渋滞、東名経由も時間帯によっては138号線で渋滞に遭遇する可能性あり。
プライベート感:サイトが木や段差で区切られており、いい感じで保たれる。
客層:ファミリーが多い
買い出し:山中湖に「オギノ 山中湖店」があり、ここが一番近い。また御殿場近辺にマックスバリュがいくつかあり、24時間営業なので早入りしたいときは便利。道志みち経由だと、相模湖IC近辺は未調査、相模湖東で降りてマルエツ三ヶ木店が一番近いが、それでもキャンプ場まで1時間近くかかる。

http://www.navi-city.com/yamabushi/
スポンサーサイト