
行った日
2016年5月
今年二回目のキャンプは、埼玉県・秩父は武甲キャンプ場にて
このキャンプ場、秩父市街からクルマで10分ほどと立地も良いし、駅近なので電車でのアプローチも可。川沿いで温泉も付設しているしと、スペックだけ見るとなかなか素晴らしい。が、ネット上ではなぜか評判にはなっていない。たまに出てくるブログでは「施設のわりに料金が高い」との書く人が多い。
その理由は行ってみてわかった。あまり手入れがされていない感があるのだ。草の生え方とか散見されるゴミ、サイトを区切るロープもなんだか古めかしい。同じようなキャンプ場は他にあるとはいえ、それなりにお金を取るのだったらもうちょっと管理してよ、というところだろうか。

それからトイレも指摘されている部分。場内は入り口にしかなくて、奥に張るとただでさえ遠くなる上に、あるのは和式のみ。洋式はさらに70mほど先の温泉の入り口横まで行かねばならず、大人でも面倒だし、小さい子だと粗相をしてしまいそう。
もっともテントを張ってしまえばそれらしくなるのがキャンプ場のいいところ。一番乗りでチェックインしたときは侘しかった場内も、午後になってキャンパーが増えてるにつれ雰囲気が出てきた。立地の割りに空いていたのでプライベート感もOK。隣に走る県道からは目隠しされているし、特に音も気にならない。場内の明かりが少ないおかげで、まったりとした夜を過ごせた。
あとここのいいところ、直火OKなのだ。場内には枯れ木が結構落ちており、それを拾うのも含め、子どもたちにとって焚き火は非常に楽しいアクティビティとなった。

アクティビティ:川。
地面:芝生ではなく、草。ただ下は岩が埋まっているのか、場所によってはペグを打つのに難儀する。
トイレ:キャンプ場入り口には和式のみ。そこから70mほど離れた温泉の入り口まで行けば洋式がある。いずれも清掃はされているようだが、古い感は否めない。
水場:清潔度はまあまあ。
ゴミ:捨てられる。
お風呂、シャワー:日帰り温泉施設「武甲温泉」が隣接。スーパー銭湯ならぬスーパー温泉っぽい作りだが、湯船は広いし風呂上りにくつろげるところもあるので、良しとしよう。

バンガロー:なし
グルキャン:制限はない。
東京からのアプローチ:2時間半。関越道の花園IC経由で行く場合、県道82号を使う手もある。国道140号と違って空いている道だが、途中何ヶ所か対面通行できないところがあり、嫌な人は嫌かもしれない。
買い物:クルマで7分のところの「ウニクス秩父」にヤオコーが入っている。あとその近く(国道299号沿い)にひつじやという精肉店があって、秩父名物のホルモンが種類多く売っていた。ここは駐車場もあるし、惣菜も美味しいので、時間に余裕があれば立ち寄っても良いかも。ただしBBQ用の肉の種類は多くはない。
良いところ:直火が出来る。温泉がある。アプローチがしやすい。駅から歩ける。
おしいところ:手入れされている感が無い。入り口付近に重機や粗大ゴミがあるが、キャンプ中にあまり目に入れたくないものである。
http://www.buko-camp.com/