くりの木キャンプ場

行った日
2016年10月
1ヶ月ぶりとなった10月上旬キャンプのテーマは《秋の夜長を楽しむ》。利用経験ありキャンプ場での幕営が4回続いたので、次は新規を訪問したいとの欲望がむくむく起きた。次男坊の「直火が出来キャンプ場がいい」とのリクエストもあり、キャンプムックで夜景がきれいなキャンプ場として紹介されていたくりの木キャンプ場に出撃した。
といってもどこでも夜景や直火が楽しめるわけではなく、またサイトによっては4駆でないアプローチできない場所もある。つまりキャンパーにより選択肢が限られるわけで、2WDの我が家は、必然的に《草木で夜景の一部が隠れ》てしまう東の高台オートサイトを選ぶことになる。

でも結果的にはここで正解だった。確かに夜景は木々の間からのぞく感じになるが、それはそれで味わい深い。それよりも管理棟が近いという利便性が重要だ。水汲みもそうだが、特に子どもたちにとってトイレが近いのは大切だ。

ところでここは2012年にオープンした、オーナーがこだわりを持って作った(と思われる)、キャンプ場。統一感のあるセンスのいい設備も含めて、場内全体からポリシーが感じられる。HPから受け取るイメージに反して全体的にコンパクトだが、サイトを作りすぎていないので狭さは感じられない。というか一部を除き隣のサイトとの間が結構あり、点在している様が心地よい。

1グループがひっそり楽しめる作りとなっており、なので全体的にとても静か。場内に響くのは我が家の息子どもの声のみで、それが恥ずかしく申し訳なかった。
それはそれとして、サイトの選択肢や子ども向けアクティビティの少なさなど、使い方はちょっと難しいが、うまくはまれば素敵な時間が過ごせるキャンプ場だと思う。
次ぎ行く管理小屋前かな。何より夜景が絶景だ。その名のとおり管理棟の真ん前で、みんなから見られることも含めプライベート感は無い。が、田舎の大きな家の庭でテントを張らせて貰っているといった雰囲気があり、そこがちょっといい感じだった。

アクティビティ:残念ながらほとんど無く、自由広場を開拓中だった。訪問時点(2016年10月上旬)ではブランコくらいしかないが、これがなかなか素敵で、我々夫婦は「ハイジのブランコ」と名付けた。
トイレ:洋式水洗で、きれい。デザイン性も高く、新しいこともあり、今までの中で一番きれいだと思った。ただしウォシュレットはない。
水場:管理棟隣接に隣接する小屋の中にある。こちらも作りがおしゃれだし、椅子とテーブルもあって、簡単な調理のものならここでも食事が取れる。小屋の中心に薪ストーブがあり、お湯は出ないかわりにここでお湯を沸かせるので便利。
ゴミ:捨てられない。
お風呂、シャワー:なし。
バンガロー:あり
グルキャン:基本NG。ただし「過去にご利用した事があり、キャンプ場の雰囲気をご理解いただける」場合のみ可能だそうな。
東京からのアプローチ:関越道で一番近いのは赤城ICだが、ここまで急坂を登ってICを出た後は同じくらい下らなければならない。渋川伊香保ICからでもそう遠くないので、こちらで降りたほうが平和かも。
買い物:渋川伊香保ICからであれば、地場スーパー・とりせん子持店、ベイシア渋川店が便利。また道からちょっと外れるが、西友入沢店は24時間オープンなので便利。赤城IC付近は探検していないが、あまり栄えていない印象。
良いところ:とにかく雰囲気がいい。山の高台にサイトがひっそりと点在しており、まったりするには最高ではないか。あと施設がいちいちきれいでおしゃれ。
おしいところ:ちょっとサイトが狭いかな。全体的な雰囲気も含め、ビギナーファミリーではなく上級者向きかも。

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