牛タンの塩釜

最近の料理でのプチブームは塩釜である。
まず手順が簡単で失敗がない。牛タンにチューブニンニクをすり込み、ハーブとレモンをぺたぺた張り付け、それをさらに卵白を混ぜ合わせた粗塩で包むだけ。ダッチオーブンの底に塩、その上にレモンとハーブ(ローリエやローズマリーなど)を敷き詰め、牛タンを乗せて、その上にまたレモン、ハーブを張り付け、残りの塩で牛タンを覆う。

いくつかのレシピに塩の分量は肉と同じ重さと書いてあるが、それよりも多めに用意した方が、包むときにドキドキしないで済む。卵白はメレンゲにした方がいいとの噂もあり、そうなると泡立てるのが大変だが、手間はそのくらい。
あとは炭火にかけて、1時間ほど火の番。いつも使っている岩手切り炭なら嫌な臭いがしないし火持ちもいいので、やることはほとんどなく、いつも仕事をする振りしてちびちび飲んでいる。

いつも同行家族のダッチオーブンをお借りするのだが、肉の大きさによりコロダッチオーバルでも可。閉まらないことがあるが、要は上に炭を載せられればいいので、それもこだわらない。

出来上がりの見た目は派手だし、塩釜を割るのはイベント感がある。
そして何より美味しい。
ハーブというのは偉大で、それだけで西洋料理になる。

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