SUP-菅沼

行った日
2019年8月
菅沼は民間所有の湖で、なるべく自然を保ちたいという所有者の意志で、ほとんど手が加えられていないそうだ。本州一の透明度とのことだが、これは立地だけではなくそういったポリシーの賜物かもしれない。SUPはツアーのみ可、カヌー・カヤックは宿泊客のみ持ち込みOK、というところにもそのポリシーは見える。

ということでSUPをやりたければ自動的にツアーになる。デイツアーは10時から14時のロングツアーで、集合は9時半。今回は全員経験者だったので、いつもあるようなオールの持ち方や乗り方などの説明はなく、メンバーがそろったらすぐに漕ぎ出す。それも含めてなかなかお得なツアーである。

菅沼は3つの湖がつながっている形となっており、それぞれ清水沼・弁天沼・北岐沼と呼ばれるらしい。漕ぎ出しの最初は菅沼キャンプ村に接する清水沼で、湧き水だったり雪解け水も流れ入るらしく、水はダイビングをするのがはばかれるくらい冷たい。

で、最初のくびれを通って弁天沼に入ると、キャンプ村が視界から消え、非日常感が高まる。一番狭いが、こちらが一番透明度が高いそう。空と緑と湖面と、それから目線と同じ高さに雲が見える。わくわく度がどんどん高まってくる。

さらに奥の北岐沼へ。こちらがメインの活動場所で、最も広い。湖沿いの国道は、木々がうまく目隠ししてくれ、人工物はほぼ見えない。標高が高いため、雲が目線お高さに見える。探検気分が出てくる。

こちらを半周して奥の浜辺に上陸し、しばし昼食タイム。湖水浴を楽しんだり、ガイドさんの見える範囲でSUPを漕いだり、まあ学校の昼休みだ。午前中だけのツアーでは楽しめない時間だ。

その後、BBQプランの違うグループがいる浜に上陸して、ウチダザリガニという外来種を茹でたものを、ご相伴に預かった。外来種はもし捕まえたら逃がしたりよそに持ち出したりしてはいけないらしい。身はエビ、ハサミはカニに似た味で、なかなか美味しかった。

たっぷり4時間、これだけ楽しんだのに、最後にはちょっと疲れが出てきたというのに、帰路は寂しくなり、後ろ髪を引かれた。ツアーの楽しさとロケーションの良さ、それとコストパフォーマンスの良いも含めて、満足度は非常に高かった。

他に朝凪セッション、夕焼けクルージングもあるらしい。いつかトライしたいものだ。

http://highfive-mountainworks.com/sup/
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