雲見オートキャンプ場

行った日
2016年10月
10月後半にどうしてもキャンプに行きたいと思った私は、寒さを気にする奥さんのリクエストに応え①電源有、②お風呂がある、③緯度が低い、④標高が高くないの条件でネット検索、ヒットしたのが雲見オートキャンプ場。ファミキャンを初めて6年目であるが、初の伊豆方面である。
アプローチは国道136号線。新東名を長泉沼津ICで下りて自動車専用道を進む。雲見温泉のちょっとした宿街が途切れて上り坂となる手前の側道を入る。キャンプ場の看板が右側の空き地内にありちょっと分かりにくい。すれ違うのが厳しい道を進むとまず雲見夕日と潮騒の岬ACが右側にあり、そこを過ぎると左に大きくカーブし登り坂となる。相変わらず狭い道をうねうねと登ると、サイトが目の前に出てくる。そこを見ない振りをしてもう少し進むと管理棟がある。ここまで来てキャンプ場の風景が開ける。

その佇まいをひと目見て、「あ、ここ、いいキャンプ場」と夫婦の意見が合致した。こじんまりとしつつ、風景が整っている。嫌な感じの人工的さ、ちょっと勘弁的なワイルド感の双方から距離がある感じ。ってうまく表現できている気がしないけど、見ただけで居心地の良さが期待できたのだ。
キャンプ場は4つのエリアに分かれており、入り口にあるのがDサイト。眺めはいいが、道沿いなので見世物状態になる。

逆に一番奥にあるのはCサイトで、一区画が狭目。バイクキャンパーたちグルキャンをしていた。たぶん普段もそんな感じで使われてそうだった。
Cサイトに行く道を挟んで上の段にあるのがBサイトで、ここはログケビンのみ。道の下、管理棟の眼下にあるのがメインのAサイトで、今回はここに張らせてもらった。

HPによるとサイトの広さは8×8mとあるが、実際にはもっと広かった。サイト数もHPに書いてあるより少なく、区画を引き直したのだろうか。サイトは高さ150cmほどの垣根で区切られ、プライベートが保たれている。欲を言えば崖側の垣根がもう少し低ければ、椅子に座りながら海を愛でられるのだが、安全面を考えるとこちらの方が良いのだろう。ちなみに地面はスコーリア(火山礫)というものが敷き詰められており、水はけが良くテントも汚れなかった。
全体的にこじんまりしていることもあり、静かでのんびりした時間を過ごせた。時たま強風にあおられてタープが飛ばされるのには閉口したが、冷たい風ではないのでカラダ的にはつらくはない。それも含め、心配された寒さは日が暮れても気温が大きく下がることは無く、ホットカーペットのおかげで快適に眠れた。さすが伊豆、である。
おかげで朝も早起きが出来て、のんびりと朝ごはんの仕度をしながら、まったりとした時間を過ごせた。
さすがにこれで今年のキャンプは終了。12回16泊のテント泊で我が家のシーズン記録を更新した。記録のためにむきになっていた気もするが、最後にいいキャンプが出来ていい締めくくりとなった。

地面:スコーリア(火山礫)というものが敷き詰められており、水はけは良い。ただし歩くとじゃりじゃり音がして、明け方に他のキャンパーの足音が気になってしまった。ペグは刺さりやすく抜けやすいのでソリステはきつい(風も強いし)。一方で場所によってある所から固くなる。そういった場所はソリステがいい。
アクティビティ:景色を眺めるのと、あとハイキングコースがあるらしいが今回は行っていない。
トイレ:ゆったりとした作りできれい。すべて洋式水洗。入り口が男女子共通でトイレ感がなく、「あれ、シャワールームか?」と勘違いしてしまう(中はちゃんと分かれてます)。
水場:きれい。
ゴミ:分別して捨てられる。
お風呂、シャワー:無料お風呂あり、今回は16時~22時で入り放題(タイミングによって違うらしい)。ただし体を洗う場合はコインシャワーを利用しなければならない。コインシャワーは浴室内と、別途コインシャワー等がある。多分きれいで使いやすい。

バンガロー:あり
グルキャン:OK。
東京からのアプローチ:新東名 長泉沼津ICから伊豆縦貫道路とか伊豆中央道とか国道136号線をひたすら2時間進むとたどり着く。
買い物: 手前の松崎(キャンプ場まで30分弱)にスーパーがいくつかある。今回はマックスバリュに行ったが、136号沿いの地場スーパー「フードストアあおき西伊豆店」が予想に反して大きかったし、あと僕は見逃したが「スーパーサンフレッシュ」は看板に「ないものはない」と書いてあったらしく、こちらも気になった。
良いところ:人工的なものをさほど感じさせないが、高規格なところ。設備も整っていてかつキレイだし、キャンプ場全体が、
おしいところ:風が強い。今回タープのポールが1本折れた。

http://www2.wbs.ne.jp/~kumo-ac/
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