サンコーハルナパーク

行った日
2017年5月
今年のGWは群馬県のサンコーハルナパークへ。まだまだ夜は冷え込む季節、電源はあるものの緯度と標高の高さに不安を覚えつつ、「パン作りが体験できる」の謳い文句にひかれた。
高崎市街から榛名湖へ通じる県道126号線をうねうね進み、林道に逸れて5分ほどでキャンプ場の入り口に。そこからさらに急坂を100mほど登り、傾斜が少しゆるくなったところに管理棟が現れる。サイトはこの坂の両側に展開されており、段差と木でプライベート感を保つ。開放感はないが、代わりにただし場所によってはサイト内にも段差があり、幕の大きさによってはレイアウトに困るかも。今回我々にあてがわれたのは18、19番サイト。水場のすぐ下で便利だったのと、18番は少し広めで余計な段差もなく、使いやすかった。

という感じで、基本は区画サイトだが、管理棟下にあるフリーサイトは4~5グループで貸し切るのに良さそう。HPには「車は駐車場に置いて」とあるが、このときは横付けしていた。また奥の林間フリーサイトは「ボーイスカウト等のグループにおススメ」とあり、逆に言えばファミキャンにはあまり向かないかも。重い荷物を50mほど運ばなければならず、それなりのアップダウンもある。たどり着いた先にテントとタープを同時に張れる場所があまりない。

で、ここのウリのパン作り、12個出来上がって3,500円は、パン1個あたりで割るとお高いかもしれないが、小学生2人分のお教室代も入っていると思えばこんなものはないかと。何よりも釜から出したばかりの本当に焼きたてパンが食べられる機会はほとんど無く、貴重な体験が出来る。
この他の場内アクティビティだが、沢は楽しいけど小学生高学年を長時間にわたり満足させるものではなく、ボール遊びが出来るはずの自由広場や川原は、混雑ゆえにテントサイトやBBQに使われ、子どもたちはちょっと不満げだった(多分ハイシーズン以外はちゃんと遊べると思う)。

なのでクルマで榛名湖、それから近くにある榛名高原釣り堀センターに出かけることになる。いずれも楽しかったのだが、3時くらいまでお酒が飲めなかったのは寂しかった。

しかし今年のGWはいつにもまして快適だった。例年になく天気が良く、心配された夜の寒さは、少なくとも凍えることは無かった。
地面:土というか、当日は地面が乾いていて砂っぽくなっていた。ペグは刺さりやすい。今回は雨が1mmも降らず、水はけは不明。
アクティビティ:パン作りと沢。クルマで5分のところに釣り堀(榛名高原釣り堀センター あり
トイレ:基本和式で、洋式は中腹に男女とも1つのみ(ウォシュレット付き)。
水場:きれい。
ゴミ:分別して捨てられる。
お風呂、シャワー:シャワーあり、使い放題。
バンガロー:あり
グルキャン:OK。
東京からのアプローチ:関越自動車道 前橋IC、駒寄スマートICから40分。ただし前橋IC、高崎ICからだと50分くらい。
買い物:キャンプ場に一番近いのはフレッセイ箕郷店、とりせん箕郷店。この他高崎玉村スマートIC近くのフジマート中居店は朝5時からやっている。
良いところ:全体的に林間サイトであり、実際の広さよりもスケール感があり、多分夏は過ごしやすそう。パン作りは確かに高いが、でもおすすめ。
おしいところ:地面が砂っぽくて、道具や足がすぐ汚れる。トイレは汚くは無いがもう少し清掃してもらえると嬉しい。

http://www.harunapark.com/
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